God dag!Lone Wolf会計士です。
今回は基本の関数であるIf関数について解説していきたいと思います。
それではいってみましょう。
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If関数とは?
If関数は条件式を作ることによって、ある条件を満たすセルを発見する or ある条件満たすセルを更に加工する、といったことに使用します。
関数の構造は以下の通りです。
If (条件式, 真の場合どうするか, 偽の場合どうするか)
式の意味としては、ある条件設定して、その条件を満たす場合どのような処理をして、その条件を満たさない場合はどのような処理をするかを指定する、ということになります。
例えば、以下の例を考えてみましょう。
1年間の売上が各月で集計されており、各月の目標売上額が200であったとします。
200を超えた月を探す場合、一例として、If関数を以下のように活用することができます。
上の例でのIf関数の構文の意味としては、以下の通りです。
各月の売上高(C列)が目標額である200(=D2セル固定)以上である場合、Trueと表示、超えていない場合Falseと表示
この”True”と”False”の部分は、例えば、”Yes” “No”でも良いかもしれませんね。
結果としては以下の通りです。
条件の設定の仕方
さて、If関数の条件の設定については、色々な条件を設定することができます。
- 文字列を条件にする場合は、””の中に文字を入れるようにします
(例:If(D1=”A”, “Yes”, “No”) 、D1セルが文字Aである場合Yes, そうでなければNoと表示) - OR関数とAND関数を組み合わせることで、××または○○、××かつ○○、といったIf構文を作ることもできます
(例:If(OR (D1=1, D1=2), True, False) 、D1セルが数値1または2である場合True、そうでなければFalseと表示)
(例:If(AND (D1=1, D1=2), True, False) 、D1セルが数値1かつ2である場合True、そうでなければFalseと表示) - 数値の範囲を条件にする場合、不等号や等号を使って範囲を指定します
(例:If(D1>=25, “高い”, “安い”) )、D1セルが25以上の場合高いと表示、そうでなければ安いと表示) - ~以外、という条件にする場合は、”<>”という文字列を使用します
(例:If(D1<>25, “特価”, “定価”) )、D1セルが25以外の場合特価と表示、そうでなければ定価と表示) - If関数の構文の中に、If関数を再度挿入し複数条件とすることもできます
(例:If (D1=1, If (D1=2, True, False), False) 、D1セルが数値1または2である場合True、そうでなければFalseと表示)
このようにIf関数の条件文は色々とアレンジすることができますね。
それでは今回はこの辺で。Vi ses!
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